- 身近な危険、座りすぎ症候群
- Date:2016年12月13日 09:59 / Category:瓦版
日々の業務お疲れ様です。
皆さんは「座りすぎる事は体に悪く、健康リスクがある」という話を聞いた事がありますか。デスクワークや受付業務、通勤などで長時間座っていると体が重大なダメージを受けてしまうとの事です。
原因の一つ目は座っていると筋肉を使わない点。代謝や循環を支える大きな筋肉は足や背筋などに多く、座っているときには使いません。
原因の二つ目は耳石という平衡感覚を司る部分が動かない点。無重力状態では耳石が動かず、宇宙飛行士には身体機能の著しい低下が起こります。同様に座り続けると耳石が動かず、体のあらゆる部分に影響が出てきます。
今述べた二つの原因にはそれぞれ対処法がありますので、しっかり対策を立てましょう。一つ目への対策は筋肉を動かすことです。心臓と並び、血流のポンプであるふくらはぎの筋肉や固まりやすい肩甲骨周りの筋肉を意識的に動かしましょう。二つ目への対策は三十分に一度立ち上がることです。座り続ける時間を一度区切るつもりで立ちましょう。日常的な「座りすぎ」による悪影響は全身の様々な部分に出てくるそうです。意識して座りすぎを減らし、健康年齢を長く保ちましょう。